武蔵五日市駅から秋川渓谷沿いに車を走らせ、奥多摩周遊道路を経て奥多摩湖に抜けるコースで紅葉を楽しんできました。
渓谷沿いに檜原街道を上がっていくと、右手に瀬音の湯という日帰り温泉があります。雨もすっかりあがり、モミジの葉の隙間から日が差してきました。濡れた緑、黄色、赤のモミジの葉が光り輝き、美しいコントラストを醸し出していました。さらに走ると南秋川と北秋川に分かれる地点がありますが、その手前の左側に「玄庵檜原」という蕎麦屋があります。風情のある店構えでずっと気になっていたお店ですが、やっと入ることができました。薄い衣でカラッと揚がった野菜天せいろは絶品でした。
昼食の後は峠に近いところにある「都民の森」に立ち寄り、三頭の大滝まで森林の中を散策しました。ここまで来るとすでに紅葉は終わっていましたが、ふかふかの落ち葉の絨毯を楽しむことができました。峠を越え奥多摩湖湖畔まで下ってくると、また見事な紅葉が現れました。ビジターセンターの方に伺うと、1週間前ならもっと広域に紅葉が楽しめたとのことでしたが、心配していた台風19号による通行止めもなく、久しぶりの晴れ間で紅葉を楽しむことができました。