3月5日奥多摩川へ行ってきました。
平日とは言え解禁直後の奥多摩川。混雑が予想される場所を避け、下流域にある下奥多摩橋たもとから入渓しました。ここは巨岩も落ち込みもない平坦な流れで、渓流と呼ぶには程遠い渓相のためか入渓者が少なく、のんびりと竿を振ることができました。ただこの時期は低水温のため魚の活性が悪く、ひとところで何度も何度も辛抱強く、じっくりと仕掛けを流さないと餌を追ってくれませんでした。餌はマーケットで売られているあのイクラを使用します。小さなヤマメ針にイクラを2粒付けてそっとポイントに流し込みます。結果はなんと22〜23センチのヤマメ10尾に25センチのニジマス1尾という、ここ数年来味わったことのない最高の釣果に恵まれました。
5月になると魚の居着く場所も大きく変わり、それに伴い釣り方も広範囲にポイントを探りながらの釣りへと変わります。新緑の中、澄んだ空気をいっぱい吸い込みながら歩く釣りは渓流釣りの醍醐味でもあります。次はこの季節に楽しみたいと思います。