先日手漕ぎボートでタチウオ釣りに行ってきました。
場所は三浦半島東京湾側の京急大津というところで、横須賀と観音崎のちょうど中間になります。大津港には乗合船の船宿の他にレンタルボート店があります。
通常はタチウオを釣りたければ遊漁乗合船という大きな船に乗って沖合の水深60〜80メートルのタチウオのポイントまで行かなければなりません。ところがここ京急大津は知る人ぞ知るボートでタチウオが狙える唯一の場所なのです。複雑な潮流の他に特殊な地形をしていて岸寄り一帯はゴロタ石が敷き詰められ、その水深10〜20メートルのエリアに夏場になるとタチウオが産卵にやって来るのです。
タチウオを狙うにはエサ釣りとジギングというルアー釣りがありますが、当日はエサ釣りで狙って8本獲ることができました。昨年は一日中入れ食い状態で17本獲れた日がありましたが、今年はどうでしょうか。タチウオは10月初旬まで狙うことができ、その後はだんだんと深場に移動してしまいますので、ボート域では釣れなくなってしまいます。
タチウオの習性を勉強したりエサや仕掛けを工夫したりポイントを研究したりと、釣果だけでなくボート釣りは楽しみが一杯です。